2017-05-23

中国の切り絵「窓花」上映&WSのお知らせ

世界中の知の記録の集積をめざした映像百科『ECフィルム』。

6月7日(水)から開催する上映会に合わせて、
中国の切り絵『窓花』をテーマにしたイベントも企画しました。

~「窓花」上映会& 切り絵 ワークショップ ~
日時:6月13日(火)13:00~15:00(12:40開場)
定員:16名
料金:2500円 ※要予約




ECフィルム活用プロジェクトのメンバーであり、造形作家として
活動している下中菜穂さん、現地での滞在経験も豊富な文化人類学の研究家
丹羽朋子さんのおふたりによる「映像上映会&ワークショップ」です。

現地での暮らしや窓花づくりの映像をご覧いただいたあと、
切り絵づくりを体験いただきます。



中国に流れる大河、黄河の上流から中流域に広がる黄土高原。
この地域で暮らす人々は、大地に横穴を掘って作る住居「ヤオトン」で
暮らしています。

入口が限られるヤオトンには、装飾を施した優雅な細工が施され、
その格子窓には「窓花」とよばれる美しい紙の切り絵が飾られています。

ハサミと紙だけで表現する「窓花」は、古くから農婦たちの手によって
引き継がれてきた、日本のお正月飾りのような存在でしょうか。

毎年、新年が近づくと貼り替えを行い、招福や厄除の役割
ともに
家族の健康や恋人への想いをかたちに表現しているそうです。

ヤオトンで暮らす女性たちの手の中に生まれ、脈々と続いてきた
窓花づくりの伝統を感じてみてください。

みなさまのご参加をお待ちしております!

<イベントお申し込み方法>

○メールの場合
「info@kagoami.com」 宛に、タイトルを「窓花イベント」とし、
 以下の2点をお知らせください。
 1)参加者のお名前
 2)日中のご連絡先(携帯電話番号など)

○電話の場合
 042-505-6563 までご連絡ください。

※10時~17時まで

2017-05-19

ECフィルム「かご編み」上映会&トークイベント

~「かごを編む」上映会&トーク 受付開始のお知らせ~


日時:6月17日(土)18:00~20:00(17:40開場)
定員:25名 
料金:2000円 ※要予約


ECフィルムの膨大な映像資料の中には、「かごの編み方」を記録した映像も
多く含まれています。

国や地域が違うと、かごとなる素材はもちろんのこと、かたちや用途、
編み方や技法も実に様々です。共通するのは、身近にある植物を割いたり、
幅や厚みをそろえて、必要な形に編んでいること。かごを編むという行為は、
数多くあるものづくりの中でも、きわめてシンプルな行為のように思えます。

6/17(土)に開催する「かごを編む」をテーマにしたイベントは、
かご好きの方はもちろん、そうでないかたも楽しんでいただける内容です。

南米、アジア、アフリカなどで撮影された10タイトルを上映しながら、
ECフィルム活用プロジェクトのメンバーである下中菜穂さん、
バスケタリー作家の本間一恵さん、お二人によるトークを聞きながら、
無音の映像記録が問いかけるものを、たのしく紐解いていきたいと思います。

また当日は、本間一恵さんが保有されているたくさんのコレクションから、
ユニークなかごもいくつかお持ちいただける予定です。
こちらもお楽しみに!


<お申し込み方法>
恐れ入りますが、お連れのお客様がいらっしゃる場合も、それぞれ
ご本人様からのご連絡をお願いいたします。


○メールの場合
「info@kagoami.com」 宛に、タイトルを「かご編み上映会」し、
以下の2点をお知らせください。

   1)参加者のお名前
   2)日中のご連絡先(携帯電話番号など)

電話の場合
 042-505-6563 までご連絡ください。
※10時から17時までの受付となります。

【上映予定の作品】
1)南コロンビア モンターニャ/コファン族/マニオクの圧搾カゴ/1970年
2)南コロンビア モンターニャ/コファン族/マニオクの晒し/1970年
3)ブラジル アラグアイア地方/カラジャ族/大きなむしろ編み/1960年
4)タイ チェン・ライ県/アカ族/蓋つきの籠編み/1965年
5)ブラジル トカンティンス地方/クラホ族/手さげかご編み/1969年
6)ブラジル トカンティンス地方/クラホ族/ヤシの葉の玩具づくり/1965年
7)コロンビア シェラ・ネヴァダ/アルファコ族/竜舌蘭の糸と紐/1969年
8)西アフリカ オートボルタ/リマイベ族/ドーム家屋の建築/1962年
9)  ブラジル/トカンティンス地方/クラホ族/仮面編み/1959年
10)  ブラジル/トカンティンス地方/クラホ族/仮面舞踊/1959年
※当日の進行状況によって、上映作品が変更となる可能性がございます。

2017-05-18

「一から作る」ECフィルム上映会のお知らせ

人は世界中のどこにいても、自然の中の身近にあるものを集めて
道具を作り、暮らしてきました。
つい数十年前まであたりまえだった「一から作ること」。


現代では、生活に必要なものはほとんどお金で簡単に買えてしまうけれど、
それと引き換えに失ったものもおおくあるような気がしています。

技術や文化の継承が困難になってきているだけではなく、自然への関心や
人と土地との結びつき、親と子の時間の過ごし方も変わってしまったのでは
ないかと思います

そして現在、当店で取り扱いをしているかごの多くも、これからさらに
数十年後の時代には、姿を消してしまっているかもしれません。

そこで今回、このECフィルム上映会を企画しました。


ECフィルム=「エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ」は、
世界中の知の記録の集積をめざした映像による百科事典です。
(詳しい説明はこちらをご覧ください >http://ecfilm.net/aboutec


会期中の12日間、ECフィルムの3000を超える膨大なタイトルの中から、
「作ること」をテーマに選んだ10タイトル(約90分)を展示上映します。

「糸」「綱」「布」「靴」「舟」「小屋」づくりなど、さまざまな国の人々の
暮らしを通じて、ものづくりの根源について感じていただければと思います。


また、6/17(土)は、「かごを編む」をテーマにした上映会&トークを
実施します。

ECフィルム活用プロジェクトのメンバーである下中菜穂さんと、
バスケタリー作家の本間一恵さんのお二人によるトークを聞きながら、
無音の映像記録が問いかけてくるものを紐解く、そんなイベントを
開催します。ぜひご参加ください。


◇上映スケジュール:
2017年 6月7日(水)~18日(日)10:30~17:00
店内にて常時、展示上映を行います。
予約不要(無料)。映像作品のほとんどは無音となります。
※12日(月)、13日(火)は定休となります。


◇「かごを編む」上映会&トーク
6月17日(土)18:00~20:00(17:40開場)
定員:25名 料金:2000円 ※要予約

<お申し込み方法>

恐れ入りますが、お連れのお客様がいらっしゃる場合も、それぞれ
ご本人様からのご連絡をお願いいたします。


○メールの場合
「info@kagoami.com」 宛に、タイトルを「ECフィルム上映会」し、
以下の2点をお知らせください。

   1)参加者のお名前
   2)日中のご連絡先(携帯電話番号など)

電話の場合
 042-505-6563 までご連絡ください。
※10時から17時までの受付となります。

みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

伊藤

2017-05-17

スペインの栗のかご

スペインの伝統的なかごとして、真っ先に浮かぶのは栗のかご。



スペイン北西部カスティリヤ地方の村に伝わるものです。
自然豊かなこの土地で、いつも当店にかごを届けてくれるのは、代々
父から技を受け継いできた、5代目の職人さんです。

日本では珍しい、栗のかごづくりの特徴についてお聞きしてみました。

周囲を山々に囲まれた、谷あいの美しい村

ー素材となる栗の木は、どのように調達しているのですか?
みずから伐採しています。伐採を行うのは、樹液の少ない冬の間です。
植林ではなく、自生している野生の木を利用しています。
とはいっても、適切な太さのものを伐るというだけではなく、
よい枝に育つように、芽が出たときから手を掛けていく必要があります。

ー樹齢は?
5年から8年の、若くて柔軟性のある木を使います。それ以上になると
弾力が下がってしまうのです。

ー良質な天然木の入手は簡単ではないと思いますが、必要な木材を
十分に手に入れることはできていますか?
自分たちが所有している林に関しては、計画的な見通しを立てながら
管理を行い、素材を得ることができています。

専用の刀を使って、薄い板を一枚一枚削り上げていく

昔と変わらぬ手法で、またたく間に
組み上げられていく栗のかご
これからも、森と向き合いながら技を守り、スペインならではの
栗のかごを、次世代に伝えていってくださることを願っています。

2017-05-10

『植物と旅をする 二名良日 展』はじまりました。

『植物と旅をする 二名良日展』スタートしました!


店内はいま、大小さまざま50種類もの植物のリースで満ち満ちています!


初日となる10日(水)は、二名さんにも一日在店いただきました。
モミの木や、シダの葉を使ったリースづくりの実演をしていただきながら、
植物にまつわるたくさんのお話を伺うことができました。


遠方からも、たくさんのお客様お越しいただき、ありがとうございました。

身近な存在だけれど、リースの素材としてはちょっと意外な
「米」や「麦」や「竹」。和のイメージの植物も、まんまるリースに
形を変えると、和にも洋にもあってしまうのがとても新鮮です。


あまり聞き馴染みのない「ネズミモチ」や「おやまぼくち」は
とってもキュート。「八重桜」や「オリーブ」「レモングラス」は
色合いはもちろん、香りも楽しませてくれます。

リース作りを通じて、植物との対話をつづける二名さん。
かごもまた、自然の恵みをいただき、最後には自然へと還っていく、
植物と人との交流のひとつの形だなぁと感じています。


リースとかご、そのひとときの共演を、多くの方に楽しんで
いただければと思っております。

会期は、5月10日(水)から21日(日)までです。
ぜひお見逃しなく!

いとう