2010-11-12

かご小話(15) : 港あるところに、魚かごあり


今日は、スウェーデンの南西部ボーヒュースレン地方のかごをご紹介します。

北海に面し漁業が盛んなこの地域で、魚を運ぶために昔から
使われてきたのだそうです。

ジュニパーやサルヤナギの枝を使った、北欧らしい白く美しい形。
けれど、その見た目に似あわず、頑丈さがウリだったのでしょうね。

その伝統も今では途絶えてしまったようで、いまあるのは
熟練のかご職人さんの手による復古版です。

岩手の宮古港で使われていたという「横田かご」に通じるところの多い
このかご。初めて知ったときにはちょっと嬉しくなってしまいました。

こんなに距離が離れていても、港で魚を運ぶ丈夫な入れ物が必要なことに
変わりはないですものね。

どちらも美しさという点で抜きんでた、歴史あるかごたちです。


◎北欧 ボーヒュースレン地方の魚かご

◎岩手 横田かご


ボーヒュースレン地方の魚かご