こんにちは。朝子です。
六本木の東京ミッドタウンで行われている「テマヒマ展」を
遅ればせながら見に行ってきました。
見にいく、というのはなんとも不思議な感じです。
エントランスの自動ドアがおしゃれすぎて、入口とわからず
いきなりウロウロ。(汗) 安藤忠雄氏の建築だそうです。
さて、東北の手仕事といえば、カゴを抜きに語ることはできません。
日頃おつきあいのあるカゴ職人さん達の製品もたくさん出品されているので、
それらが、日本の第一線のデザイナーさんたちの
手によってどんなふうに表現されているのか、とても楽しみでした。
展示は期待どおりすばらしかったです。
モノそのものだけでなく、素材や、それを生みだしている人や、
その暮らしや風土が感じられる仕掛けがたくさんあって、
じっくり見ていたら、またたく間に時間がすぎていきました。
「手間」や「ひま」からしか生まれない美、
同じ作業の正確な繰り返しがつくるリズム、
そして伝統や、自然とのつながり...
”合理化”の対極にあるかようなテマヒマ仕事ですが、
そこから生まれるのは、実は、とても理にかなった、
持続可能な価値なのだと思うのです。
そこにつよいスポットライトが当たった!と思える
印象深い展示でした。
ぜひたくさんの方に見に行っていただきたいなぁと思いました。