2013-01-18

かご小話: ガリラヤのシンディアナ(2)

当店にパレスチナのかごを届けてくれている「ガリラヤのシンディアナ」
(以下「シンディアナ」)は、イスラエル北部のガリラヤ地方を拠点に
活動している非営利の団体です。

高品質のオーガニック・オリーブオイルやかごなど地域の特産品を
フェアトレードの仕組みのもと、世界各国に輸出しています。

シンディアナのビジターセンター。
©Sindyanna of Galilee



ガリラヤ地方といえば、イエス・キリストが育ち、宣教を行った地域として
知られる場所。ガリラヤ湖やナザレの町など、歴史上の重要な地が多くあります。


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イエスの時代には、ヨーロッパとエジプトを結ぶ交通の要所で、
大きな道が通り、都市が築かれ、多くの外国人がまじりあって暮らす
土地だったそうです。


シンディアナは、1996年の設立以来、この歴史あるガリラヤの地で、
多くの社会的困難に直面しているパレスチナ(アラブ)系の女性たちに、
安心して働ける場所を提供しようと、さまざまな試みを重ねてきました。


ナザレの町から北に約20キロ、コフル・マンダ(Kufr Manda)村に
建てられたビジターセンターには、誰もがかご作りを学べる工房が
併設されています。

地域の女性たちがここに集い、楽しみつつ、真剣にかごを編んでいる
様子を見ると、単に仕事としてだけではない、創作の喜びが伝わってきます。



そしてここはまた、手仕事を通じてユダヤとアラブの女性たちが
草の根の交流をはぐくむ、あたたかな「場」でもあるのでした。



「ガリラヤのシンディアナ」ビジターセンターのページ
とても素敵な動画が載っています!