2016-08-08

リトアニアの旅 1

こんにちは、朝子です。
ただいまかごをめぐる北欧の旅の途上です。

最初に降り立ったのは、中世に迷い込んだような石造りの街並みが
うつくしい、リトアニアの首都ビルニュスでした。

ユネスコの世界遺産にも登録されている旧市街は、歴史の宝庫。
住んでいる人たちはきっと、これを維持するために想像のつかないほどの
努力をされているんだろうなぁ、、、などと考えながらしばし散歩。

ちょっとした裏道にも
今と昔の暮らしが折り重なっています


早速電車に乗り込み、地方へと向かいます。

そこここに白樺の木。


まずお邪魔したのは、代々ヤナギのかご作りに携わっているベテランの
かご職人さんの工房です。

作業場の大きな小屋の中には、材料のヤナギのストックや、古いかご、
新しいかごでぎっしり。



壁には、年代物のかごがずらり!
左端にちょっぴり写っている長細いものは、おじいさん自身が赤ちゃんの時に
この中で寝ていた「ゆりかご」だそうです。

小屋の裏には、一面のヤナギ畑がひろがっていました。



こちらのかご職人さんたちの多くは、材料を自家栽培しています。
一年で収穫できるとはいえ、栽培と製造の両方を行うのは、とても
大変な仕事だと思います。


また、若くして家業を継いだ職人さんにもお会いすることができました。
20代にもかかわらず、すでにキャリアは10年以上!
これからの活躍が楽しみです。

ヤナギの枝を三つ割にする機械。


屋根裏にストックされた材料。


さて、移動の途中、近くに伝統工芸館のようなセンターがあるということで
立ち寄ってみました。


地元の博物館の支部として運営されている公営のスペースだそうで、
地域住民が伝統工芸に親しみ、技術を習得できるようにと、さまざまな講習を
行っているそうです。




とくに子供向けの講習には力を入れているそうで、
訪ねたときは、9月に開かれるイベントの準備にお忙しそうでした。

こうした活動を通して、地域に伝わってきた手工芸を大切にする気持ちが、
人びとの間にしっかりと根付いているのを感じました。